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「養ってもらってるんだから」は最も子供の意見に耳を傾けなくて良い方法だと思う。2015.9.10

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近頃は、親ってどういう存在であるべきなんだろうと考えることがあります。それは自分自身がおそらく、そろそろ「子供がいてもいいなぁ」と思うようになったということもあるんでしょう。

僕は色々頭で理解しないと動けないタイプなので、子供が出来る前にどんな親でありたいのか、ということについて、深く考えはじめたりしています。

先日、ある有名ブログで、子供が親に感謝するべきか、ということを話していました。この記事は、質問を一般の方から受けて、それに対してブログの著者さんがお返事をしていく、という流れのようです。

質問者さんは子供のころに、たくさん悪い言葉を親から受けて育ったようで。それでも親に感謝しなければいけないのか、という質問をしていました。

そして、SNS上のコメント欄を見ると感謝するもしないも自由、というコメントが大半であるとともに、「それでも養ってもらってたんだから」感謝すべてき、なんていうコメントもありました。

「養われたから」感謝すべき、っていうのはなにか違う気がする。

感謝すべきかすべきでないか、はともかく、ひっかかったのは、この「養ってもらったから」という言葉でした。

養ってもらったから感謝すべき、っていうのはオカシイと思ったんです。何か。

逆説的に考えると、じゃあ、養ってあげれば何をしても子供に感謝されると思っているのだろうか、親は。という話になってしまいます。

まあ、確かに正論を言えば、感謝すべきなんでしょう。

でも極端な話、ひどい虐待受けたりしても感謝すべきなんでしょうか? いっぱいいますよね、そういう親。よくニュースにもなりますね。それでも感謝すべきなんでしょうか。無理ですよね、普通に考えて。いくら養われようが。

よく子供のころに耳にする「養ってもらっているくせに」とか「自立もできていないくせに」という言葉。それで大人は子供の意見を遮る、ということをよくやっているのだと思うのですけれど。

そして、僕自身はこの言葉を使ってはいけないと考えてます。そもそも、産んだのですから。

生む、という時点で親は養う責任があるはずです。途中で何を言われたからと言って育児を放棄するようなら、それは単なる自分勝手な人殺しです。産んで、嫌なことを言われたから育児を辞めるということがあっていいわけがないんです。

また、産んだ時点で色々な覚悟はしていたはずです。それを子供と言い争うときに出すわけです。そんなことあっていいものなんですかね? ともすれば、養ってやらないぞ = 殺してやるぞ、とも捉えかねないでしょう、子供は。

考えて見ると「養ってるんだから」は最も子の意見に耳を傾けなくて良い方法。

もしその養う、ということを武器に、親が子供の意見を封じるような態度をとるのであれば、それは極端に言うと、奴隷への扱いとそれほど変わりないです。子供が養われているのは仕方のないことで、他に道はありません。一刻も早く家を出ようとするしか無いのです。

そんな悲しいことってありますか? 出たら出たで感謝もなにもないでしょう、そこには。

養うことを武器に、子供の意見と真っ向から向きあわず、自分の意思だけを通そうとするのであれば、子供はどうすればよいでしょう。産んだ親にとってここちの良い存在で、愛情を向けるべき存在として、演じるしかなくなってしまうのではないでしょうか。

ようするに「養ってもらってるのに」を言い争いで出した時点で、子供は手も足もでません。つまり、完全な口封じです。と同時に「一番、子供の意見と向き合わなくてすむ方法」なんです。最も楽に、相手の意見を封じ込めることができる反則技です。

それは、養ってもらうしかないわけですから、口を閉ざすしかなくなります。

ナイフの勝負をしようぜ、といっているのに戦車を持ってきて一発撃ち抜くようなものです。そんなの成長する隙もありませんよね。打たれないようにするしかない。自分が戦車を用意できるそのときまで。

同じ目線にたって、妙なアドバンテージなど使わず、しっかりと向き合いたいなぁ。

親が本当にすべきことは、子供が言っていることを正面から受け止め、しっかりと考えた上で、答えを出す手助けをすることだと思うんです。それをすることなく「養う」という最強の武器に頼ることは、決してしてはいけないことだなぁと。

そこから子供との話し合いにならないからです。

子供が「ちゃんばらしようよ」と言ってきて、カッとなったが為にナイフを持ちださないこと。ちゃんと正面から正々堂々、子供と向き合って話をすること。これが、しなければならないことなんだと思います。

だから、もし、僕が親になって、子供と口げんかすることになったとしても、絶対に養ってあげてる、という言葉は使わないでしょう。むしろ、養ってもらうことは当然だと考えて欲しい。

その代わり、自分の子供がさらに子供を産んだ時も「養ってもらってるくせに」なんてアドバンテージなんて使わずに、しっかりと子供の意見に向き合って欲しいと思います。

ちゃんと、子供が言っていることに耳を傾ける。そして、何が一番良い結論なのかを二人で考える。自分が正しいとか間違っているとか、そんな価値観の話ではなくて、二人で何が一番正しいのかを考えていく。そんな話し合いを教えてあげたい。

むしろ、そういう話し合いを子供のころにしている人が少ないから、いつまでたっても議論がVS、みたいになっちゃうのかなぁ。

それに、お金をかけたり食べさせてあげるばかりが、親のすべきことじゃないと思いますし。養っているから、子供が親に何か感じるわけじゃないです。これは子供としての意見ですけれども。養ってもらってる事自体に何か思いを抱くわけではなく、その本質は、そのために一生懸命になってる姿とか、自分を守ろうとしてくれてる姿、理解しようとしてくれている姿、一緒になって困難を乗り越えようとすえる姿、そういう姿を見て子供は親に感謝するようになると思うんです。

極論、毎日ご飯だけテーブルの上において何もコミュニケーションの無い親子なんて、まともじゃなくなっていく。とにかく「養ってもらってるんだから」で子供の意見を封じても、何の解決にもならないよなぁ。

でもまあ、だったら一刻も早く自分で食えるようになればいいということで。

とはいえ、なかなか現実を動かせないのも現状だろうと思います。その時は、就職に頼らなくても、自分の家からでも収入源を作ればいいのです。どんなに小さなことでも構いません。それを人は「起業」と呼びます。

家にパソコンはありますか? 自分自身で何か、特技をもっていますか? 最近では、ユーチューバーが将来の夢になっているくらいですから、自分で家から収益源を作る、なんてことは、どんどん当たり前になってくることでしょう。

でも、ここで間違えてはいけないのが「インターネットで何か仕事になりそうなことを探す」のではなく「自分自身で提供できそうなことを作り出す」必要があるということです。

何か収入源を作るとなると、インターネットで検索をかけて、胡散臭い情報に足を引っ張られがちになってしまいます。そして、起業や稼ぐ力というものを勘違いし、カモにされるだけされ続けることになってしまうわけです。

どうせ、インターネット上で手にいれた稼げるネタなんて、数年以内に使えなくなってしまいます。

ですので、根本的に自分の頭で考え、ビジネスを作り出し、収益化する力を身につけることが必要なのです。それが、もっとも永続的に収入源を確保し続けられる方法です。

その時は、僕たちに相談してみてください。教科書も売っていますので、ぜひ自分の仕事の作り方、狩りの仕方を学んでみてください。

そして、一刻も早く自分の手で食べれるようになったら、その時は「養ってもらってるんだから」なんて言葉も気にせず、両親以上に対等な目線で話ができるようになることでしょう。

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上山 翔太 / SHOTA UEYAMA

起業家×ウェブクリエイター。日本国内だけでなく世界中で活動。
2015年、セブ島にて立ち上げた日本人対象のクリエイター育成スクールを売却。
帰国後は起業家育成プログラムを立ち上げ、起業家育成に従事するほか、中小企業様のマーケティング戦略策定、ウェブ開発技術を個人で提供。
現在はアメリカの投資家と組み、日本において、ベンチャー起業の投資および、取締役としてメンバーに参加する形での、企業支援・起業家育成活動に取り組む。

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つぶやきは大体ITや起業・マーケティング関係ですが。笑
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