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石の上に3年は自殺行為! 先の見えない時代を生き抜くために。2016.11.1

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今更ですが、石の上にも3年。

同じところで3年頑張れ、という話を聞きます。
ただ、今の時代、3年も同じ位置にいるのは少し悠長ですね。

まあ、色々な人が「3年とかもはや昔話だよ」って言ってますけどね。
今更語ることでも無いような気もしますが。
今回は僕なりの解釈を加えて、石の上にも3年について考えてみます。

なぜ、今の時代に石の上には3年があわないか。

それは「見えないニーズや未来を追いかける時代だから」です。
見えない、ということがキーワードですね。

例えば、事業をするとき。
何かビジネスを仕掛けるとき。

これまでは、明確な問題が見えていました。
その問題を解決していくことが、ビジネスの軸だったのです。
物がなければ、物を作ればいい。
必要なサービスがなければ、必要なサービスを作ればいい。

少しでも問題を解決しようと、人々は頑張りました。
結果、人々は満足できるようになりました。
今あるサービスや商品で充分、満足な生活が送れるようになったのです。

そうなると、何かを購入したいという欲は薄れます。
なんでもかんでも身の回りにある状態であれば、満足しますよね。
手を伸ばせば買えてしまい、生活に足りないものが「無い」という状況ですから。
無理に欲しいと思わなくなるのは当然です。

だから、これまでになかった新しい概念から仕事を作っていく必要が出てきたわけです。
「モノ」がすでに溢れている状態で、さらに次を目指すには、別の思考が必要になるのです。

まあ、今以上進化してどうなるんだ! と考える人もいると思うんですよ。
もう世界を発展させるのは、充分じゃないかって。
北野武さんも清貧を大切にした方がいいとおっしゃってますし。
清貧も、もっともだと思うのですよ。

でも、自動運転しかり、VRしかり、便利になったら皆さん使いますね。
僕らが何を言おうが、世界はものすごい勢いで進化していきます。
何もしなければ、あっと言う間に置いていかれるだけです。
便利なものが発売されたら、人は使いますからね。
新しい技術でより世界が良くなったら、結局人々はそこに馴染んでくるのです。
結果、何もしなければ何もしなかっただけ、市場は奪われていきます。

そんな世界の摂理に置いていかれないために、僕らは想像力を働かせなければなりません。
世の中をさらに進化させていくため、情熱を燃やす人たちと競わなければならない。
欲望が満たされ、何が欲しいかわからなくなっていく時代に、新しい製品を生む必要があります。
市場が存在しない、まったく白紙の上に形を作っていかなければなりません。
ゼロからイチを作り、新しいアイディアをぽんと打ち立て、作っていかなければならない。

そうなると、やってみないと分からないわけです。

既存の市場や過去の例、データなんてもちろんありません。
それが当たるかどうかなんて、挑戦してみるしか無いんですね。

そんな時代の中における、石の上にも3年について考えてみます。

今のスピード感であれば3年で気づいたニーズなんてなくなっています。
むしろ、常に未来のニーズを作っていかなければならないんですから。
当初思い浮かんだアイディアの需要は無くなっているはずです。

さらに、事業が外れることだってあるわけです。
いくらこのアイディアは世界にとって必要だ!と思っていても売れない時は売れません。
さらに、全然ダメだ、と思われていたことが大当たりする時もあります。

その例が、ドロップボックスですね。

ドロップボックスは最初、著名な投資家にまったく相手にされなかったんです。
今更参入してもしょうがない、と言われるほどに競合がたくさんいたからですね。
俗に言う、レッドオーシャンというやつです。

ところが蓋をあけてみたら、サービスの良さが決め手となり、一気に世界中に拡散したわけです。
シリコンバレーの投資家さんは、一切、この流れを予測出来なかった。
ベテランのシリコンバレーの投資家でさえ、予期できない未来。
不確定で予測不可能、それが、今なのです。

事業やビジネスだけに限った話ではありません。
もしかしたら、今習得しているスキルも数年後、使えなくなってるかもしれないんですよ。

僕はFlashという技術で「使えなくなってしまった現象」に遭遇しました。
せっかく3年かけて「だいぶ使えるようになってきた」と思ったんです。
ところが、appleがFlashなんて終わってるとか言い出して、全然使えなくなりました。

うわ、せっかく積み重ねてきたのにマジか。と。
だからこそ、いつ自分の手元にあるものが消えるか分からない、という意識があります。
積み重ねたものはいつ消えるかわからない、という覚悟で生きてます。常に。

今自分が持っている、育てているスキルや仕事なんてものは不確定なんです。
5年後には使えなくなってるかもしれないわけです。
業界ごと消滅しているかもしれない。

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3年なんて悠長なことは言ってられないのです。
今、やりながら走る、つくりながら考える。
とにかく出して後は微調整を加えていく。
そんな流れが必要なのです。
予想していた未来が変わっても対応できるように。

なので、石の上にも3年なんて非現実的なことを言わずに、しっかり現実を生きましょう。
現実的に生きるのであれば、社会の動向に目を向け、今必要とされるものを手に入れましょう。
ぱぱっと次に必要なものを手に収めたら、もう次の未来を見て動く。
このくらいの速度感が、今の時代にあってるんですね。

というわけで、石の上にも3年やってたら、遅いのです。
積み重ねるなら「ずっと消えない」ところが「どこか」を見定める必要があります。
続ければ続けただけ結果の出る事業っていうのは、たしかに存在します。
ブログとか。Youtubeとか、積み上げたコンテンツが消えることはほぼありません。
積み重ねが消えないものに関しては、ずーっと積み重ねた方がいいと思います。
積み重ねるなら、積み重ねる場所を間違えないことです。

少なくとも、企業に居座り「仕事を覚えることに3年」は楽観的すぎます。
本当に自分の未来のことを考えているのか、心配になるほどです。

しっかり、今のトレンドと将来を見て、素早く動くことに慣れましょう。
時代の変化に対応できる柔軟性と実力を得ることで、将来は拓けますので。

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上山 翔太 / SHOTA UEYAMA

起業家×ウェブクリエイター。日本国内だけでなく世界中で活動。
2015年、セブ島にて立ち上げた日本人対象のクリエイター育成スクールを売却。
帰国後は起業家育成プログラムを立ち上げ、起業家育成に従事するほか、中小企業様のマーケティング戦略策定、ウェブ開発技術を個人で提供。
現在はアメリカの投資家と組み、日本において、ベンチャー起業の投資および、取締役としてメンバーに参加する形での、企業支援・起業家育成活動に取り組む。

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つぶやきは大体ITや起業・マーケティング関係ですが。笑
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