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社会が嫌いな人いますか? そんなあなたは、実は「仕事が大好き」なのかもしれません。

マインド|2014年12月21日

2014年12月21日
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満員電車に乗って1時間の通勤をしていました。
社会人生活の始まりでした。
電車に乗っている間も、それ以外の時間も、やたら難しいことばかり考えていたような気がします。

例えば社会ってなんなのかであったり、お金ってなんだろうとか。
そもそも稼ぐことや、お金を手に入れること自体が嫌いでした。
社会そのものも嫌いでした。
だからこそ、自分が社会で働いていくには少し、的確な存在とは言えないんだろうなぁと考えていたことを覚えています。

当時は作家になりたかったんですよね。
家にこもって何か書いていたかったんです。
とにかく働くことも社会も嫌でした。

ちょっと食い気味の若者がそうであるように、僕も例外なく、満員電車のサラリーマンが死んでるようだと思っていましたし「ああはなりたくない」とも考えていました。
だからこそ「一刻もはやくこんな場所からは脱出してやる」なんて考えていたわけです。

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一発目の社会人生活は、美術館の接客でした。
いくら社会が大嫌いでも、生きていくためには社会に適応しなければなりません。

出来たばかりのかなり大きな美術館で、普通に生きていては絶対に出会えないような人物もやってきます。
どこかの偉い学者さん、モデル、社長などなど、世界でも著名な人物だって来ていました。
僕達はその人たちの接客をするものだから、それは責任重大な仕事だったんです。

それでも身が入らなかった僕は、やっぱり仕事に対して充分に気合を入れられないでいました。
それこそマニュアルは覚えられなかったし、メンバーとの情報共有も自ら率先して行うような人間ではなかったのです。
クレームも、理不尽だと感じた内容には、思い切り表情に出てしまうような人間でした。

だけど、唯一、楽しかった瞬間があるんです。
それは英語を話している時でした。

海外のお客様がやってきて、コミュニケーションをとる機会が多かったのです。
スタッフには英語が出来る人はあまりいなかったから、英語の対応をしなければならない時、出ていく必要がありました。
自分でも理由はよくわからなかったのですが、なぜか英語での対応をしている時だけは、どんな接客内容でもそれなりに楽しめていました。
社会が嫌いとか、仕事が嫌いとか、そんな話は頭の外に追いやられていたんです。

ある時、世界でも有名な企業の社長さんがやってきて、美術館の説明を英語でしなければならないタイミングがありました。
誰もが知っている大企業の社長です。

もちろんボディガードのみなさんも、彼の周りを囲っていて「もし失敗したらどうなるんだろう」「この美術館自体、嫌いになられてしまったら、色々ヤバイんじゃないだろうか」なんてシチュエーションです。

とにかく、責任重大でした。

そして、当時、たまたま他の英語が出来るスタッフが出払っていて、対応出来るのは僕一人でした。

その話を聞いた時、普段だったら失敗するかもしれないとか、怖いとか、色々な感情がめぐるのが普通です。
ところが、どういうわけか、僕は「自分がやるしかない」となった瞬間に、全ての不安は消滅して「OK、がんばります」という気持ちに切り替わったのでした。

そのまま美術館の入り口に連れていかれると、何の前触れもなく、その一団がいました。
社長とその付き人みたいな人は、和やかに何か話ているように見えたが、全体的には緊張感が張り詰めていたように感じます。

僕は彼らの前に出ると、なんとか一通り説明を成し遂げました。

説明をしている間はよく覚えていませんでした。
でも「今の発音だと聞き取れない可能性もあったかもしれない」という瞬間が幾度かありました。
やはり緊張してて、口が上手く動いていないのがわかりました。

でも、なんとか一通り終えたあと、その社長は「いい仕事だったよ、ありがとう」と言ってくれたんです。
本音かどうかは分かりません。というより、間違いなくリップサービスだったのでしょう。

それでも、僕は何かこれまで味わったことのない充実感が生まれたのを感じていました。
と、同時に悔しさが生まれていました。

どうしてもっと上手く話せなかったんだろう。
もっと言えることがあったんじゃないのか。

それを美術館のマネージャーに伝えたら「次も頑張ればいいよ」なんて言ってくれました。
次が早く来て欲しいと心底思っている自分が、少し不思議でした。

とことんお金に疎くて、稼ぐこと自体が好きになれませんでした。
社会は大嫌いだったし、仕事もとにかく嫌でした。
「社会とかなんだよ」なんてやたら想像だけが先行していたような人間でした。
けれど、こうして自分にしか出来ない仕事を手に入れた時には、どういうわけか本気になれたのです。

後から考えると、自分の存在価値について考えていたのかもしれないと思います。

みんなと同じように生きるのであれば、隣の誰かでも出来る仕事をするのであれば、一体自分とは世の中にとって何の意味があるのか。
だから、これまで経験してきた多くの仕事に対しても身が入らず、やることなすことに対して、やる気を見いだせなかったのでしょう。

とことん、自分が好きだったんだなあって、思います。
他の人と一緒の存在になりたくない、と考えるなんて、どこまでおこがましいのかと。

けれど、振り返ると、だからこそ自分だけしか出来ないような仕事を作り出せるのかもしれません。
社会が嫌いだとか、仕事が嫌いだとか感じている体験も、あながち必要なことだったのではないでしょうか。

何をやっても身が入らない、世の中の仕事に対して興味がわかない。
そんな人は「自分にしか出来ない仕事」を求めているのかもしれないですね。
自分にしか出来ないこと。他の人では代わりが務まらないこと。

そこに存在意義を見いだせるのであれば、能力が備わったとき、高いポテンシャルを発揮するんだろうなと信じています。

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